「うちの子のプログラミング授業はいつから始まるの?」
「今からできることは?」
「そもそも授業でどんなことをするの?」
プログラミング教育、全面実施のニュースを聞いた私の頭の中ではこんなセリフが飛び交いました・・。
同じように不安に思っているパパママも多いのでは?
本文では、私たち親にとっては未知の「プログラミング授業」について、調べたことをまとめてみました。
きっといま頭に思い浮かんでいる授業とは、少〜し違う内容・・・かも!?
プログラミング授業が始まるのはいつ?
プログラミング授業は、2020年から全国の小学校でスタート(2018年から特定の自治体では実施されています)!
主に4年生以降の授業で登場します。
身近な生活にコンピュータが活用されていることや、問題の解決には必要な手順があることに気付くことを学んでいきます。

プログラミング授業はなぜ導入されたのか?
それはズバリ、子供達がこれからの社会を生き抜いていくために必要な力を身につけるため。
必要な力とは
1、情報や情報技術を主体的に活用していく力
2、情報技術を手段として活用していく力
3、プログラミング的思考
※「プログラミング的思考」とは、 「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、どのように組み合わせたらいいのか、といったことを論理的に考えていく力」のこと。
3は特に、将来どのような進路を選択しどのような職業に就くとしても、普遍的に求められる力だそう。

あとは、日本のIT人材不足も導入理由の1つでしょうね・・。
プログラミング授業ではどんなことをするの?
決してこのようなコードを書くということではないのでご安心を!
小学校の授業では、命令を組み合わせることで簡単にプログラミングができる「ビジュアル型プログラミング言語」を使用します。
プログラミングアプリGLICODE(グリコード)
画面左上にある命令が、ビジュアル型プログラミング言語。
操作も、タブレットでマウスやタッチによるものが多いそう。

文部科学省が出している「小学校プログラミング教育の手引」によると、こんな授業が行われる予定だそう。一部抜粋してみました。
算数 (第5学年)
プログラミングを通して、正多角形の意味を基に正多角形をかく
理科 (第6学年)
身の回りには電気の性質や働きを利用した道具があること等をプログラミングを通して学習する
音楽 (第4学年)
様々なリズム・パターンを組み合わせて音楽をつくることをプログラミングを通して学習する
社会 (第4学年)
都道府県の特徴を組み合わせて47都道府県を見付けるプログラムの活用を通して、その名称と位置を学習する
家庭 (第6学年)
自動炊飯器に組み込まれているプログラムを考える活動を通して、炊飯について学習する
例えば正多角形をかくという授業では・・・
「長さ 100 進む(線を引く)」、「左に 120 度曲がる」といったコンピュータが理解できる(用意されている)命令を組み合わせることで「正三角形をかく」ことから学んでいきます。
ここまで私は「プログラミング授業」というワードを使っていますが・・
実際は「プログラミング授業」というものができるわけではなく、既存の教科学習の中に「プログラミング」が入ってくるということでした。
プログラミング授業に備えて今からできることは
小学校に上がる前から焦って学ばなければならない、ということはないけれど、早くからプログラミングに触れておくことは損では無さそう。
授業で、ビジュアル型プログラミング言語を使用するということであれば、スマホやタブレットで使えるアプリで、試しに遊ばせてみるのもいいかもしれませんね。
まだ子供が小さいうちにはスマホやタブレットを触らせたくない、という方にはプログラミングのおもちゃもオススメです。
そして、今からの一番の備えは・・・私たち親の「プログラミングへの抵抗感」をなくすことかもしれませんね。
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