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子育て中って、イライラすることが結構ありますよね。

- イライラの感情が出てきてしまうのはなぜ?
- このイライラをコントロールできたらいいのに
そんなときに出会った言葉が『アンガーマネジメント』でした。
アンガーマネジメントとは
人間が抱える負の感情(怒りや悲しみ、劣等感など)を自分の中で整理し、その状況を客観的に見ることで、怒りなどの強い気持ちが生じても、それを適切にコントロールし、問題解決を図るというスキルのこと
この記事では
そんなアンガーマネジメントを子育てに取り入れて自分の気持ちがどう変わっていったかについて、まとめてみました。
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Contents
アンガーマネジメントに出会ったきっかけは1冊の本
私がアンガーマネジメントを知るきっかけになったのはこの本でした。

そしてこの本を読んだことで
ひとまず自己嫌悪するのはやめよう
と冷静になれました。
子育て中はアンガーサイクルに入ることが多い
怒りには『アンガーサイクル』というものがあります。
アンガーサイクルって?
罪悪感→後悔→自責→イライラ(我慢)→怒り爆発!
これって、育児中に思い当たること多すぎませんか!?

この負の流れを断ち切るアンガーマネジメントが自分でも出来たら、子育てがちょっとラクになるかも?と思い始めました。
アンガーマネジメントを子育てにどのように取り入れたのか
そこで子育て中に一番多い「反射的に怒ってしまう自分」をコントロールするため、以下のことを意識的に生活へ取り入れてみました。
怒りの場面に遭遇したら6秒待つ

怒りのピークはせいぜい6秒くらいで過ぎると言われています。
長く感じますが、たった6秒なんです。
ではこの6秒をどのように待つのか。
方法としては
- 数を数える
- 呪文を唱える
- 手のひらに怒っている理由を書く
などが効果的と言われています。
ちなみに私がやったことは
- Eテレみんなのうた冒頭の「らららら〜」を心の中で歌う
- Eテレ0655冒頭の「あさがきた〜」を心の中で歌う
- 「しぇけなベイベ」と心の中で3回唱える
意味不明?
意味不明なほうが意外と効果的だったりします。

怒りのピークが過ぎたら娘の主張を聞いてみる

自分の怒りのピークが過ぎたところで娘が話す機会を作りました。
聞いてみると、親からしたらただのワガママに見えていたことも、子どもなりの理由があって驚きます。
先日は、朝、保育園に着いて急いでいるのにいつまでも車から降りようとしないので理由を聞いたところ
「だって、あそこ(駐車場の端)でくるまがうごいてるでしょ?あぶないから(降りなかった)」
という返事が。(冷静に話す2歳児)
その車はうちの車から離れたところにいたので、動いたところでこちらには全く影響なかったんですが、娘の言い分としては、“駐車場では車が来ていない(動いていない)ことを確認してから降りる”というルールに従ったというものでした。
娘の話を聞いた後に自分の考えや思いを伝える

娘の話を聞いてなかったらただ「早くして!!」と怒って終わっていたかもしれません。
でも娘には娘なりの言い分があることがわかったので
「そうだね、周りをちゃんと見るのはいいことだね。でもあの車はちょっと離れたところにいるから降りてみてもきっと大丈夫だよ。降りてみる?」
と声をかけ直してみました。
すると、頷いて車から降りて来てくれました!!

アンガーマネジメントを子育てに取り入れた効果

自分を冷静に見つめることで、怒る回数自体が減りました。
6秒ルールも少しずつ習慣化。
それにより
罪悪感を感じることが少なくなった→自己肯定感の低下を防げた→前向きに育児が出来るようになった!
と、いい流れが出来てきました。
怒りは、時に必要な感情ではあるけど、子どもに恐怖心を与えるだけの無駄なものは自分の中から無くしていく・・・そうすることで結果的に自分もすごくラクになります。
アンガーマネジメントで自分も子供もラクに!

アンガーマネジメントをきっかけに自分の怒りの感情について考えてみると、
自分の中にある「〜べき」という考えが強過ぎていたことがよくわかりました。

実際、怒りポイントがやってきても
6秒待ち→娘の話を聞くことを繰り返していると、途中で「ま、いっか」と思えることも増えてきました(笑)
親が「ま、いっか」と思えるようになることで、子どもも肩の力が抜けてラクになるかもしれません。
